クリムゾン.com

お土産

>>「JK桃子 (痴漢編)」はじめから読む

 

あの日から南條からの連絡を無視していた。

 

自分は南條と同じように一人の人だけでは満足できないという事が分かったのだった。

 

南條も欲しい。
松本も離せない。

 

この先、もっと他の人も求めるかもしれない。

 

好きな人を傷付けるのは怖いし、自分も傷付きたくなかった。

 

 

松本と前以上に仲良くなり、早朝の部室や、留守中の松本の家でセックスをしていた。

 

 

桃子が部活を終えマンションに着くと、同じ電車だったのか南條とエレベーターで会ってしまった。

 

「やぁ、桃ちゃん、今帰り?おかえり。」
何事も無かったように南條は言った。

 

「出張が伸びてしまって、昨日帰ったんだ。お土産が部屋にあるんだ。」

 

「いらない。」

 

「そうなの?じゃあ、ママに渡して。」

 

「いらないったら。」

 

「…。後で持っていくよ。」

 

桃子は泣きそうだった。
やっぱり南條も好き。

 

桃子の部屋の階にエレベーターが止まりドアが開くと
桃子はエレベーターを降りようと一度出たが、クルリと振り返り南條に抱き付いた。

 

「秀ちゃんっ」

 

「桃ちゃん?」

 

エレベーターは閉まり南條の部屋の階に止まった。

 

南條は桃子の肩を抱きながらエレベーターから降りた。

 

そして、自分の家の玄関のドアを開けた。

 

「桃ちゃん、お土産を…」
靴を脱ぐ南條に桃子は抱き付いた。

 

「私ね、とっても苦しかったの。秀ちゃんに会いたくて…」

 

「俺もだよ。桃ちゃんが福岡まで来てくれて嬉しかったよ。でも俺、女性と一緒で…桃ちゃんを傷付けて…会って抱き締めたかったよ。」

 

南條は桃子を抱き締め、優しく頬にキスをした。
何度も頬や額や唇にキスをし、
「桃ちゃん無しではいらない…」

 

「秀ちゃん…」

 

桃子のスマホから電話の着信音が鳴った。
松本からだった。

 

「出たら?」

 

南條は桃子から離れ、リビングに行った。

 

桃子はポケットからスマホを取り出した。

 

「今、帰ったところよ。うん。そう。私も好きよ。うん。会いたい。そう。じゃぁ、勉強頑張ってね。私もしなくちゃ。ふふふふ。また、明日ね。またね。松本君たら。。」

 

塾の休憩時間に桃子に電話をかけてきたのだった。

 

「あの、彼氏?」

 

リビングから南條が玄関に戻り言った。

 

「あ…そうよ。」

 

「好きなの?」

 

「え?」

 

「好きっ言っていたから」

 

桃子は俯向くしか無かった。

 

そんな桃子を抱き上げた。
そして寝室のベッドに寝かせた。

 

「彼よりも桃子の事を想っているよ。きっと。」

 

桃子の量手首を掴み激しくキスをした。

 

「秀ちゃん。。ンッ。。」

 

南條の激しいキスに桃子は溺れていった。

母の流産

 

やっぱり南條とのセックスに溺れてしまっていた。

 

対面座位でのセックスは、何度も何度もイッてしまっていた。

 

お互いに離れられない…
それが結論だった。

 

お互いにお互いを受け入れるしか無かった。

 

こんなに好きでこんなに必要なのに
一人だけでは満足できない…

 

愛情不足で育ってきたからだろうか…
愛情を信じられないからだろうか…

 

二人には分からなかったが

 

これで幸せなら…と

 

 

桃子は自分の家に帰ると、母親はいたようだったが、静かだった。
リビングに行くと母親は泣いていた。

 

「ママ?」

 

「桃子…おかえり…」

 

「どうしたの?」

 

「彼…ね…奥さんと離婚してなかったの。」

 

「そう…なの。。」

 

「赤ちゃん、流産してしまって…そしたら彼ね、ホッとしたって。」

 

「え?自分の子なのに?」

 

「この年で、お産までいくには難しいって言われたけど…でも…彼が好きで、彼の子が欲しかったの。」

 

「そう。赤ちゃん可哀想だったね。私のだった一人の兄弟だったのに。」

 

桃子は母親にかける言葉がわからなくて、命が消えた赤ちゃんを思い可哀想としか言えなかったのだ。

 

 

 

好きな人の子…

 

私はまだ、秀ちゃんの子も松本君の子も欲しいと思わない…
まだ私は子供なのね
いつか好きな人の子が欲しいと思うのかな…

 

机に座り勉強をしながら考えていた。

痴漢?いや、あの触り方

「桃ちゃん、おはよう。」
南條とエレベーターで一緒になった。

 

「あ…ママ、赤ちゃんも結婚も無くなったって。」

 

「え?」

 

「流産して、相手の人は実は離婚していなかったって。」

 

「そうか…辛いだろうね。」

 

「泣いてた。」

 

「可哀想に。」

 

 

以前、母親と南條はセックスをする仲だった事を思い出した。
また、母親とセックスをするようになるんだろうか?もしかしたら、未だにそんな仲なのかもしれない…

 

自分の母親とセックスをする男とセックスをするなんて、普通に考えたらありえない。

 

それでも南條のことが好きで、求めてしまう自分は、多分ものすごく変なのかもしれない。

 

 

駅に着くと、松本の待つ車両に桃子は乗った。
松本の近くまでうまく乗り込め無かったが、お互いに目は合わす事ができた。
桃子は松本とアイコンタクトをしていた。

 

「ん?」

 

また、痴漢…

 

でもこの触り方は桃子が感じてしまうあの触り方だった。

 

このいやらしい指の動きが桃子は好きで、寂しい時にはこの痴漢を探した事もあったくらいだった。

 

桃子は松本を見つめながら、感じていた。

 

桃子の膣壁を押す指は正に性感帯にピンポイントだった。
切ない表情をする桃子に松本はドキドキとしていた。

 

自分がこんなに想われているなんて…
そう思うと桃子が愛しくて堪らなくなり、学校ではないところに2人きりになりたいと思っていた。

 

桃子は自分がピクピクとしてしまわないように、全身に力を入れていた。
そうすると余計に下半身に力が入り、感じてしまうのだった。

 

桃子は人差し指を自分の唇に当て声を漏らしてしまわないようにしていた。
下着はグッショリと濡れていた。

 

電車から降りると、下着が冷たく感じていた。

 

抱いて抱かれるということ

「桃ちゃん、じゃぁ夜に。」
改札を抜けると南條が桃子を追い抜きざまに言った。

 

「なんだあいつ。」
松本は南條を、睨みつけた。

 

「部活が終わってから…勉強を教わる約束を。」

 

「結婚してないの?」

 

「独身の一人暮らしよ。」

 

「桃子、何かされてないか?写真撮られたり、靴とか持って行かれたり…後をつけられたりとか…」

 

「あはは。大丈夫よ。」
写真撮られたり靴を持っていたりするけど…

 

「っていうか、電車であんな顔で見つめらて、俺…」

 

「え?あ…ご…ごめんなさい。」

 

「いや、謝る事じゃないよ。ただ…俺…堪らなくてさ。」

 

「堪らない?」

 

「ここ…」

 

松本は自分の股間に視線を送った。

 

「もう…朝から何言ってるの!」

 

そういう自分は朝から指で犯され感じていたのだが…

 

 

「俺、一生桃子と一緒にいたいと思ってる。」

 

「もう、気がはやいわよ。いい女がこの世にはいっぱいいるのを知れば、すぐに松本君は私から離れていくわ。」

 

「桃子だけしか見ない。」

 

「明日の事なんて誰も分からないわ。」
桃子は目を伏せた。

 

「今、桃子が大好きで、今、一生一緒にいたいって思ったんだから、いいの。」

 

松本は桃子の手を取り学校の門をくぐった。

 

 

部活を休み、桃子は急いで帰宅した。
母親が落ち込んでいると思ったからだ。

 

桃子が家に帰って入ると、男性の革靴が玄関にそろえられていた。
母親が寄りを戻したのかと思うと南條が母と抱き合い、濃厚なキスをしていたのだ。

 

南條の事も母親の事もよく分からない。

 

桃子は自分を落ち着かせ深呼吸をした。

 

見境なく女を抱く南條に嫌悪感は沸かなかった。
男と別れたばかりなのに男に抱かれる母親にも嫌悪感は沸かなかった。

 

自分を求めている相手を抱き
自分を受け止めてくれる人にも抱かれる

 

そんな気持ちは分かるし、自分もそうだから

 

 

これで母親が救われるのなら…

 

桃子はマンションのロビーのソファに座り込んでいた。

心の穴

30分後くらいに桃子は家に戻った。

 

とりあえず帰る事を母親に連絡を入れたのだった。

 

南條はもういなかった。

 

先ほどまで2人が抱き合っていたソファをちらっと見てから
桃子は
「誰か来ていた?」
と母親に聞いてみたが、母親の返事は「誰も来ていない」だった。

 

「うそつき…」
桃子は心の中で呟いた。
母親のそんな嘘をつくところが大嫌いだった。

 

桃子は何も言わずに家を出て南條のところに行った。

 

「今日は早い帰りだね。」
南條が言うと
「秀ちゃんも早いね?用事でもあったの?」

 

「いや…今帰ったんだ。」

 

「上がる?」

 

「さっき家に帰ったら、ママは男を連れ込んでいたの。別れたばかりなのに。」

 

「お話ししていただけじゃない?」

 

「抱き合って?」

 

「桃ちゃん見たの?」

 

「相手の顔はよく見えなかったけど…」

 

「そう、ママは辛かったんだよ。誰かに心の穴を埋めて欲しかったんじゃない?」

 

「私の心の穴が広がるのに…」

 

「桃ちゃん?」

 

「ママと結婚してあげたら?そしたらママの心は落ち着くんじゃない?」

 

「桃ちゃん?」

 

「ママを抱いた秀ちゃんには抱かれたくないの。なんでママなの?なんでまたママを?」

 

「綺麗で強そうで弱くて…一緒にいたら楽しいし…守ってあげたくて。桃ちゃんもママにそっくりだから。」

 

「もう…いい。。私は私で好きにやるから。もう私に構わないで。ママだけにして。ママを傷つけたら…承知しないから。。」

 

桃子は泣かないように堪えながら南條の家の玄関を閉めた。

勉強に身を投じて

母親や南條の近くに居たくはなかった。
でも桃子はまだ17歳で学生だ。保護者は必要だし、学校にはお金もかかる。

 

桃子は懸命に勉強をしようとした。
部活も懸命にして、早く自立したいと思った。

 

桃子は早朝に家を出て、夜遅くに帰ってくるようになっていた。

 

時々南條と顔を合わせても、他人行儀な挨拶をして通りすぎるようになっていた。

 

母親や南條と距離を置くようになり、松本とは距離が縮まっていた。

 

松本の塾の合間には松本に勉強を教わっていたりもした。

 

 

桃子が家にいる時間が減り、母親は南條の部屋に頻繁に行くようになっていた。
桃子は知らない振りをしていたが、心中は穏やかではなかった。

 

1人夜中に泣いていた事もあったが、母親も南條も知るはずもなかった。

 

極嬢マッサージへ >>