クリムゾン.com

自作自演?

>>「JK桃子 (痴漢編)」はじめから読む

 

痴漢にも遭遇せず、暫くは平穏な通学ができていた。

 

痴漢の存在も忘れかけていた。

 

ゴールデンウイークが過ぎ、この日は5月にしては蒸し暑い日だった。

 

「フゥ?」
お尻が見えそうなくらいのミニスカートの制服を桃子は履いていた。

 

電車に乗り、ドアが閉まり電車が走り出すと、
桃子のお尻の辺りがムズムズとし始めた。

 

「あ…また…」

 

桃子は自分の立ち位置を少しずらしたりしていたが、人の手と思われるものは、桃子のお尻を指先で撫でていた。

 

桃子はお尻をクネクネと動かしたりしながら
手を振り払おうとしたが、余計にしつこく触ってきていた。

 

後ろを振り向いて睨んでやろうと思ったが
満員過ぎて後ろも振り向けなかった。

 

電車が揺れる度に身体の位置をズラすが、お尻に着いた手はピタリとついていた。
「辞めて下さい。」
小声で桃子は言ったが、
手はしきりに桃子のお尻を撫でていた。

 

「辞めてったらっ。」
話し声くらいの大きさで桃子は少し後ろを向き言った。

 

しかし、手の動きは止まなかった。

 

お尻の割れ目にまで手は進入してきた。

 

「触らないでっ!辞めて下さい!」

 

桃子は大きな声で言うと、
手の動きは一瞬止んだ。

 

周りの人は、冷たい視線で桃子を一斉に見たが
暫くすると、人々はただ宙を見つめだした。

 

桃子を触っていた手は
桃子のお尻を再び撫で出した。

 

桃子は声を上げた事が恥ずかしかった。

 

誰も桃子を助けようとしてくれない
誰も桃子に関心はない

 

助けも無いし…
「何よ…自作自演みたいじゃない。。」

 

桃子は痴漢に遭遇しただけでもショックなのに
こんなに多くの人がいて誰も無関心な事もショックだった。

 

居た堪れなくなり
桃子は次の駅で無理矢理電車から降りたのだった。

「大丈夫でしたか?」
サラリーマン風のスーツを着た30代くらいの男性が
電車を降りた桃子に言った。

 

桃子は心配をしてくれた人がいた事が嬉しかった。

 

「あ…ありがとう…ござい…ます。だ…大丈夫です。」

 

「花咲高校ですよね。私もそこの駅で降りますから、もし良かったら、痴漢防止のために近くに乗りますよ。」

 

そう言い、次の電車に桃子と乗り込んだ。

 

このサラリーマンが桃子の後ろに立ってくれていた。
桃子は優しくされ、安心して降車駅まで乗った。

 

改札口を出ると桃子はサラリーマンに礼を言い別れた。

 

その様子を見ていた友達は
「誰?援交の相手?」
と笑っていた。

 

「違うわよ。もう!ちょっと助けて貰ったの。」

 

「ふーん。」

 

友達は、サラリーマンには興味が無く
次の話題を話し始めた。
部活で桃子は帰りが遅くなった。

 

帰りは友達と途中まで一緒に電車に乗っていた。
朝程では無いが電車は混んでいた。

 

チア部に入っている二年生の桃子は三年生最後の大会がある為に、ハードな練習になっていた。

 

友達と別れ、どっと疲れが出て
ポールに掴まりうたた寝をしていた。

 

するとお尻の辺りがもぞもぞし始めた。

 

お尻を掴まれモミモミとされていた。

 

疲れに桃子は一瞬自分が何処にいて何が起こっているのかわからなかった。

 

手でお尻に触れるものを払ったが、しつこくお尻を掴んでいた。

 

桃子はハッとした。

 

電車の中にいて、痴漢されている…

 

その途端に一気に目が覚め
全身が硬直してしまった。

 

周りの乗客は仕事帰りで疲れ、居眠りをしている人や、スマホを弄る人、宙を見つめている人ばかりで
桃子が痴漢などされているとは思ってもいないだろうし、
今朝声をあげ、周囲の人の冷たい視線を思い出し、我慢するしか無いと思ったのだった。

 

指が動くたびに身体がピクンピクンと動いてしまって

桃子を触れる手は、桃子のパンツを掴み
股に食い込ませ、グリグリとパンツを股に擦り付ける。

 

「あ…いや。。」

 

桃子は懸命に我慢した。

 

すると、パンツを脇に寄せ、指がパンツの代わりに桃子の股を探り始めた。

 

「な…そんな…あ…いや…」

 

指はゆっくりと桃子の股に触れ
ゆっくりと動かしていた。

 

クリトリスをクリクリと弄りながら、
割れ目に指を滑り込ませた。

 

「あ…ダメッ」

 

桃子はガクッとした。

 

小刻みに指を動かしながら膣の奥を指が入り込んできた。

 

「あ。。ダメッ。いや。。ああんっ!」
桃子は気持ちとは裏腹に身体が感じてしまっていた。

 

桃子の膝はカクカクとし、
ポールに掴まり倒れないように自分の身体を支えていた。

 

指の動きは巧みに桃子の感じるポイントを攻めてきた。

 

「あ…はぁん。あっふんっ」
桃子は声が出てしまわないように
口を手で押さえた。

 

「早く…早く着いて。」

 

一区間が長く感じる。

 

どんな人が自分に痴漢をしているのか見るのも怖かった。
桃子は俯きながら堪えていた。

 

自分の股からクチュクチュと音が聞こえる。

 

指の動きはだんだんと早くなり
桃子の頭の中がザワザワとし始めた。

 

「あ…ダメッ。そんなにしたら…はぁん。変になるわ…」

 

桃子は激しい指の動きに
倒れ無いようにポールにしがみついた。

 

頭の中が真っ白になり
暫く何も分からなくなっていた。

 

気付くと電車の扉が開いていた。

 

外の世界に逃げたかったが、
身体が動かなかった。

 

指の動きはゆっくりになったが
指が動くたびに身体がピクンピクン動いてしまう。

 

そしていつの間にか指は桃子から離れ
ボーッとしながら電車を降りた。

 

濡れた下着

「今帰り?」

 

桃子は改札を出ると、今朝のサラリーマンに声を掛けられた。

 

ボーッとしていた桃子は最初彼は誰なのか分からなかった。

 

「あ…今朝電車で一緒だった…」
サラリーマンは桃子に言った。

 

「あ…すみません。」

 

桃子は思い出した。

 

「ボーッとして、お疲れですか?顔も少し赤いみたい。熱があるの?」

 

サラリーマンは桃子を心配そうに見た。

 

「あ…いえ…部活で…ちょっと練習がキツくて…」

 

桃子は今の電車で痴漢にあっていたことは言わなかった。

 

桃子は、スカートの裾を握り締めた。

 

 

「頑張れ、女子高生!」
サラリーマンは桃子を励ました。

 

「あ…ありがとうございます。」
桃子は力無く笑った。

 

話しかけないで欲しいと思った。

 

桃子はそのまま、
「さよなら。」
と言い、一人歩き出した。

 

 

濡れた下着を冷たく感じながら
足を引きずるように歩いた。

 

徒歩五分の自宅マンションも遠くに感じた。

 

3へつづく >>