クリムゾン.com

寂しい気持ち

>>「JK桃子 (痴漢編)」はじめから読む

 

翌日、松本は電車にいなかった。

 

松本はいなかったが、痴漢はいた。

 

桃子のお尻をサワサワと触っていた。
桃子はその手を掴み、爪の先で思い切り引っ掻いた。

 

「ってっ!」
と背後で声がした。

 

桃子は振り返り、声の主と思われる男を睨みつけた。

 

周りにいた人達は一斉にその男を見た。

 

桃子は無言のまま前を向いた。

 

 

 

ラインにもメールにも松本から連絡は無かった。

 

二股をしていた自分が悪いのだから仕方が無い…

 

が…
南條からも連絡は無かったのだ。

 

「仕事、忙しいのかな…」

 

桃子はまだ学生で社会人の忙しさは分かりきれなかった。

 

クラスメイトからは、婦女暴行をされた被害者だと噂をされ、
松本とは別れ…
家では毎日、母親は夫になろうとしている男とイチャついている

 

部活でもうまくいかずに、桃子は居場所がなくなっていた。
「九州まではどうやって行けばいいのかしら…」
桃子はスマホで調べ出した。

 

でも南條は九州のどこにいるのかも知らない。
鹿児島なのか、福岡なのか…全然違う長崎なのか…

 

 

明日の朝、空港に行こうと思ったのだ。

 

会えないとなると会いたくて堪らない。
何もいらない。
とにかく会いたくて堪らなかった。

 

 

学校はもうどうでもいい。
親も信じない。

 

南條の家の鍵を貰っていた。
母親と男がいる家に居たくない時に使うようにと合鍵をくれたのだった。

 

桃子は南條のマンションの部屋に帰り、南條の匂いのするベッドに寝転んだ。

 

「秀ちゃん。。」

 

暫く南條の部屋で過ごし、自分の家に帰ったのだ。

 

家にはもう男も住んでいた。
リビングからは母親と男の笑い声が聞こえていた。

 

「パパとママが一緒に笑っていたのを見たことなかったな…」

 

桃子は、寂しい気持ちでベッドに入った。

 

ホテルに女性が

桃子は、福岡空港を降り南條の泊まっているホテルを探していた。

 

昨夜南條に、荷物を送るからホテル名と住所部屋番号を聞いた。
当日便で着く荷物だからホテルに居る時間を教えて欲しいと連絡したのだった。

 

桃子は南條の事しか頭になかった。

 

学校をずる休みし、朝一番の飛行機に乗り福岡空港まで来たのだった。

 

「福岡って意外に近いのね。」
桃子は、電車に乗り南條の泊まるホテルを見つけた。

 

「ここかぁ。」

 

早く会いたくて堪らなかった。

 

午前中はホテルに滞在し、午後から外に出て、夜に戻る…
そう連絡を貰い桃子は南條を荷物じゃなくて自分が行く事に驚かせようと、「了解」の返信しかせずにいた。

 

「9時かぁ。ふふふ。もう起きたかしら。」

 

桃子はホテルに入り館内図を眺め、エレベーターに乗った。

 

そして南條の部屋の前に着くと深呼吸をした。
そしてノックをし
「ホテル、フロントの者です。南條様、お届け物です。」
と声をかけた。

 

暫くするとドアチェーンが外される音がし、ドアが開いた。

 

桃子は南條の顔を見ると抱き付いた。

 

「秀ちゃん、お届け物!」

 

「桃ちゃん?」

 

「来ちゃった。会いたくて。」

 

南條はバスローブを着ていた。

 

「まだ寝ていたの?」

 

桃子はズカズカと部屋に入ると、ダブルベットとに女性が布団を掛け座っていた。

 

上半身は裸のようで布団で隠していた。

 

「え?ひ…秀ちゃん?」

 

女性は自分のバスローブをサッと肩に掛け、袖を通し紐を締めると
南條の背後から南條を抱き締めた。

 

「何かご用?ホテルの方に見えないけど?」

 

桃子は南條を見て、ベッドを見つめた。

 

掛け布団を捲りあげられ、シーツが見えた。
シーツはかなり乱れていた。

 

 

「私たち、結婚するの。」

 

桃子はその場に立ちすくんでしまった。

どうぞ楽しく

「結婚するなんて、言ってないだろ?」

 

南條は背後から抱き締めている女性の腕から離れた。

 

「好きな人がいるからと、言っただろ?」

 

「でも、あなたは、他に好きな人がいてもいいなら結婚するって言ったわ。」

 

「私は構わないわ。でもいずれは私から離れられなくさせる自信もあるもの。第一、あんなに昨夜から燃えたじゃない。何度も何度も。」

 

女性は桃子の前に立ち、
「彼ったら、私を寝かせてくれないのよ。」

 

桃子は俯いていた。

 

「あなたいくつ?こんな所に来て…まだ学生?」

 

南條は、
「桃ちゃん、ちょっと待って。今着替えるから。場所を移動しよう。」

 

「秀ちゃんは…私を…好き?」

 

「あ、あ、好きだよ。」

 

「この人は?好き?」

 

「ん…好きかな。」

 

「選べないんでしょ?」

 

「いや…桃ちゃんが好きだよ。」

 

「私が好きでも他に好きな人もいるんでしょ?」

 

「でも、桃ちゃんは絶対に失いたくないんだ。」

 

「私が悲しい想いをしても、他の女性を求めるんでしょ?」

 

「いや…ど…う…かな。」

 

「この間までお付き合いしていた人もいたし…秀ちゃんはみんな好きなのよね…」

 

「でも、桃ちゃんは違う。特別に好きだし、大切だよ。」

 

「部屋を出て話そう。なっ。。」

 

「私を抱いて。今すぐに。本当に私が好きなら、この人にした以上に私をして!」

 

桃子は自分の言っている事がめちゃくちゃだとは分かっていた。
でも止まらなかった。

 

「桃子ちゃん。分かったから…落ち着いて。」

 

「見ていてあげるわ。私以上に愛されているかを。」
女性も負けてはいなかった。

 

「こんな形でセックスしても、楽しくないだろ?」

 

「あんたなんて大嫌い!」

 

桃子はホテルの部屋のドアをバタンと閉めた。

 

 

そしてエレベーターを降り、ホテルを出ようとすると
南條は追いかけてきた。

 

「愛してるのは、桃子だけだ!」
南條は桃子の腕を握り締めた。

 

愛されているのは痛いほど良く分かっていた。

 

「あの人とどうぞ楽しくやってください。」
桃子はゆっくりと南條の手を払いのけた。

 

ああ、なんて可愛いんだ

「何しに来たんだろう…」
再び空港に戻り、桃子はため息をついた。

 

そして、飛行機に乗り自宅へと向かっていた。

 

 

ドッと疲れが出て重い足取りでマンションに着いた。
マンションの前には松本が立っていた。

 

「あ…松本君。」

 

「桃子…あの…ご…ごめん。謝りたくて。」

 

「うんん。あ、ここじゃ…人がいるから、家に。。」

 

桃子は松本の手を取った。

 

「桃子…」

 

桃子の家にはまだ誰も居なかった。

 

 

「俺…俺がもっとしっかりしていたら、桃子もいろいろ話せるだろうし。噂ばかり耳に入って…俺の知らないうちに桃子が傷付いて…守ってあげられなくて…」

 

「ううん。私桃子…私もちゃんと気持ちを伝えたり出来なくて、ごめんなさい。」

 

「桃子は、可愛すぎるくらいに可愛いいし、勉強も出来る。運動も出来る。いつも一人で仲間と連まない。かっこいいけど…嫉妬とかされやすいんだろうと思う。うん。だから噂がいろいろでるんだろうな。」

 

「人付き合いが下手だから…」

 

「でも、いつもリーダーだ。客観的に物事を考えられるからだよ。」

 

「松本君、優しいのね。ありがとう。私、松本君に気持ちをちゃんと話すようにするから。嫌われたら怖くて気持ちを言えないでいたのかも。」

 

「俺はどんな桃子も好きだ。例え他の人を桃子が好きだとしても、桃子が俺を必要ならいつも傍にいるから。桃子…」

 

松本は桃子を抱き締め、優しくキスをした。

 

「松本君…好き。」
桃子が囁くと松本は桃子に覆い被さった。

 

そして桃子のセーターに上から乳房を揉んだ。

 

「松本君…私…」

 

松本の手を桃子は取りセーターの中に入れ、ブラジャーの中に入れた。

 

「いっぱい触られたいの。」

 

桃子に見つめられ「触られたい」だなんて言われ松本の心臓は
狂ったように早く鳴り始めた。

 

桃子が感じるように触れようとしている一生懸命な松本の姿に
胸がキュンッとなっていた。

 

「ア…ハァッンッ。。ンッ。。」
桃子が感じ出すと松本はもっともっと桃子を感じさせたくなっていた。

 

「桃子。。。な…なんて、可愛いんだ。。ああ…」

 

松本は桃子の乳房を舌先で突くと、桃子はピクンと動いた。

 

今までの桃子とのセックスは、自分が感じていて
桃子を感じさせる事にまで余裕がなかったのだ。

 

好きな女が感じている姿は、自分が身体で感じるよりも感じる事に気付いたのだった。

 

精液を飲み込み・・・

「入れるよ…」
松本の言葉にコクンと頷いた。

 

松本は自分の気持ちをコントロールしながらゆっくりと桃子の中に入っていった。

 

桃子の不安そうな瞳に愛しさを感じながら…

 

今までの桃子とは違いヌルヌルに濡れていた。
自分のペニスが桃子の愛液まみれになり、桃子の奥に入っていく…

 

桃子の膣はギュッと締め付け、膣壁はペニスを刺激していた。
だが、かなり中は濡れていて良く滑り…

 

「桃子ぉ。。すっごく…気持ち…いい。。」

 

「私も…凄く気持ちいい…アンッ」

 

奥深くを突き上げると桃子は眉間にシワを寄せたが、
幸せそうだった。

 

そして口から漏れる切ない喘ぎ声は、松本を余計に奮い勃たせた。

 

まだまだ頼りない松本だが、桃子は胸がキュンッとしていた。
松本に恋をしているんだと実感した。

 

「イッちゃいそう…」
桃子も腰を動かし始めていた。

 

松本は想いを身体で桃子に伝えるように、激しく突き上げた。

 

「アンッ。ハウッ。ンッ!」

 

桃子は仰け反りながらもしがみついた。

 

桃子の膣が松本のペニスを掴んだ気がした。
「桃子、俺もイキそうだよ。」

 

ゴムを付けていない事に気付いた松本は、桃子の中で出してしまわないように、桃子からペニスをニュルッと出した。

 

すると桃子は松本のペニスをパクンと加えた。

 

「アッ。。」

 

松本は思わず声を出してしまい、桃子の口の中に射精をした。

 

桃子は精液を飲み込むとニッコリと松本に微笑んだ。

 

 

「桃子ッ!」
松本は桃子を抱き締めていた。

 

極嬢電車へ >>